芸能生活23周年記念逆特別 BAND LIVE TOUR 2010【ルックスだけでひっぱって】@ZEPP TOKYO

 ツアータイトル長いよツアータイトル。(後半はネタバレありますのでまだ見ていない方、これから行く方は見ないほうが良いかも)
KANさんは春はバンドツアーで秋は弾き語りツアーという2段構成でツアーを行っているのですが、自分は断然バンドツアー派。KANさんを知らない人からすると「なんで23周年って中途半端なんだよ!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、理由はいたってシンプルで、彼が素数好きだというだけの理由。ということは次は29周年記念ライブということになりますね。そんな裏事情はさておき・・・。内容を知りたい方は、普段読んでいただいている方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、程よく掻い摘んで書きますよ。
 今回は自分の中ではものすごくセットリストが好みで文句なしの100点満点でした。その中でも特筆すべきはやはりスペシャルサプライズゲストのaikoさんの登場ではないでしょうか。彼女のライブではおなじみの「男子!女子!」のコール&レスポンスの掛け合いの最後に「aiko!」のコールでステージ真ん中に本物登場。いや〜あの時は本当に鳥肌が立ちました。そして歌った曲が「8 days A week」というaikoさんの声質にぴったりと合った曲でこれまた鳥肌モノ。aikoさんのKAN好きは以前から知っていたので「いつかどこかで絡んでくれやしないか」とずっと思っていたから、感動もひとしおでした。きっと後からその話を聞いていたら歯軋りギリギリだったでしょうね。そんなaikoさん、せっかくだから猛一曲ということで「えりあし」を披露。うん、いい曲です。そして後半、アンコール明けにも登場してこちらでも1曲KANさんの「今度君に会ったら」を披露。こちらの方は以前も歌っていますので・・・ってあれ?なんで自分聴いたことあったんだっけな?で、この曲を歌う前のMCが長いこと長いこと(笑)このMCが長くなったことで終演時間がどエライ押したんですよね。なんせ19時スタートで終演が22時15分ぐらいになったという(苦笑)そんなこともありつつ歌を堪能して、最後の最後にKANさんのライブ恒例のセットリスト全曲つなげにも登場したりしていました。それにしてもaikoさんはかなりディープにKANさんのこと好きですよね。普通に金曜コラムの内容を覚えていたりとかしていたりするんですもん。今後もこの繋がりが続いて、何かコラボないし、平井堅さんのように楽曲提供とかまでいけばいいな〜と思ったりした日曜日の星が綺麗な・・・ってなこともなく風が強い日曜の夜でした。
 ・・・で話を戻してaikoさん登場以外の部分で。公演前に流れている曲はパフュームの「?」を垂れ流していました(笑)で、歌った曲を覚えている範囲で。「DISCO 80'S」「1989」「適齢期LOVE STORY」「愛は勝つ」「Day By Day」「牛乳のんでギュー」「Songwriter」「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」「ロック試練の恋」「WHITE LINE」「CLOSE TO ME」「世界で一番好きな人」「めずらしい人生」そして最新アルバム「カンチガイもハナハダしい私の人生」よりだいたい三分の一ぐらい(順不同)たぶん間違いはない・・・はず。そして挙げていない曲もあるはず。そんな中でも嬉しかったのは「1989」をバンド編成で聴けた事、そして「よければ一緒に」をみんなで合唱できたこと。「Day By Day」とかも良かったな〜と反芻しはじめるととめどなくて、結局全曲じゃんってことにもなりかねないので、ここらへんでやめておきますが、本当に楽しかった!これ以上無い充実感と幸福感を胸に帰りましたとさ。