本題

 昨日の日記でイマイチ的を得ていない文章をアップしてしまいました。それをアップしてしまった自分もどうかと思うのですが、「それじゃ、いつもまともな文書を書けているか」といわれるとむしろ胸を張ってNOといえてしまう自分なので、訂正せずにそのままサラリと流してしまおうと思います。
 ということで昨日の日記にもあるようにネタバレ?みたいな。自分で自分の傷に塩を塗るようなMっぽい日記になるかもしれませんが、それもネタとしていつか笑い話として読み返せればいいかな〜なんていう甘い考えで書いてみようかな、なんて思っています。
こっぱずかしい内容なので折り返し。
自分、とある女性に好意を持っておりまして、まぁそれが恋愛感情だったか妹に世話を焼いているような感覚だったのかは現状では思考停止している(させている)のでわかりませんが、そんな感じの人がいました。彼氏がいるのも知っていたし“あわよくば”みたいな感情はほとんどなかったものの、胸の奥のほうがチクチクするというか。小さい会社でクセのある人たちばかり&平均年齢が高めな職場の中で一番まともな自分(自分でサラリと言えてしまうほど周りは曲者だらけ)を好意的に見ていてくれてたことは確かなはず。で、昨日はその方の送別会で今日が退職日。自分は「相手に喜んでもらう」ことを前提にこの気持ちを言うべきか言わざるべきかというハザマでユラリユラリと揺れておりました。言わなければたまにメールで近況なんかを聞けるかもしれないし、比較的ライトに「最近どう?」ぐらいのやりとりは出来ると思われますが、その都度胸がキューっとなること必至。逆にその気持ちを吐いてしまうと自分としては気持ちも楽にはなりますが、その後の交流は確実に皆無となること必至。そんなことを退職の話しを聞いてから頭の中でシミュレートするも結局最良の結果にはたどり着けず、その日は刻一刻と近づいてきます。即答えが出ないことなら考えていても仕方が無いと思いとりあえず餞別に何を送ろうかと考えたところピコーン!とひらめきが。以前会話でディズニー好きという話があったのでディズニーリゾートの1dayパスをプレゼントすることに。ある程度の値段は覚悟していましたが5800円って・・・。まぁ、それでも喜んでいただけるならと購入。それがKANさんのライブを見に行ったときに渋谷に寄って買ったものだったのです。どうせ金券ショップでもたいして値段が変わらないなら「ちゃんとオフィシャルショップで買ったほうがいいじゃん」ということで買いました。体積が大きいものではないのでインパクトには欠けるかな〜なんて思いもしましたが「喜んでいただけるなら」と今思うとかなりいろんな感覚が麻痺していたんだろうな、と。その後もどのタイミングで気持ちを伝えるか、または押し殺すべきなのかと葛藤の日々を送っておりましたが、日は淡々と過ぎ送別会前日。
 餞別にチケットという紙媒体のものを送ることにしたので、これと一緒に同じ紙媒体の手紙を送ろうと思い小雨降る中、仕事帰りに近所の雑貨屋へ。便箋と封筒を購入して帰宅。手書きの方が気持ちは伝わると思いますが、そこまでの時間がなかったのでPCでザーッと書きました。とりあえず今までお疲れ様という内容の手紙2枚と“その”気持ちを綴った1枚の計3枚。それとチケットを封筒に入れ、その場の気持ちとテンションと状況を見て気持ち編はいつでも抜き取れるように封はせずにかばんの中へ。そしてその日は就寝。
 送別会当日。いまだに自分の判断力の無さに悶々としつつ仕事をこなしていざその時間に。会場が少し遠いので自家用車で向かったわけですが、その途中花屋で花束を購入。「バラ」というより「ひまわり」なイメージの方なので、なるべく暖色系の明るいめな花をチョイスしてもらい、あとは向こうのセンスに任せて作ってもらいました。入った花屋の主人がパッとしないおっさんだったので少々心配はしましたが、花が徐々に束になっていくのを見ているとその心配も薄れたり。たまに花屋に行って花束を作ってもらうと新鮮というか、なんだか楽しい気分になれました。ここでは1500円也。それとなしにちゃんと形になった花束をかかえ会場へ。昨日の日記にも書いたようにお好み焼き屋での送別会でした。食べ始める前に渡してしまうと邪魔になるかな?と思い最後に渡そうと車の中に花束スタンバイ。しばらく食べていると遅れてきた女性社員がゴッツイ鉢植えの花を持ってきてこちらは意気消沈(苦笑)そんなこともありつつ、最終的にはグダグダと仕事の愚痴大会になってしまい「いいかげんにしないと」ということでほどなくして解散。その彼女は店に自転車が置いてあるということだったので、そこまでついて行って花を含め手紙も渡そうと思い同行することに。その道すがら結局手紙はどうしようと低スペックの脳みそフル回転で答えを出そうとしましたが、結局出ず成り行きに任せることに。一番怖いことは退職日前日に渡してその日に開けられてしまうこと。一応翌日も仕事があるし、もう一度会いに行こうとも思っていたので開封されてしまうとものすごく気まずい雰囲気になることは明白です。
 とりあえず店について中へ。一応彼女に「手紙書いたんだけど明日の仕事が全部終わってから開けてください」と伝えて3枚とも入れた封筒に封をして渡す。これであとに引けない状態になりました。あとは野となれ山となれ。で、その後に花束贈呈。とりあえず喜んでいただけたのでその部分ではホッとしました。そのあとはとりあえず次の日も仕事があるのでそこで解散。
 で、今日。とりあえず別店舗の方なので、営業の隙を見てケーキとかわいらしい熊の器に入ったクッキーを購入して(計1400円也)そちらの店舗へ。上司も幸いにしておらず、小一時間ほど雑談というか仕事のこととかを話ししてお別れ。不自然な行動や言動や避けられている雰囲気はなかったので、とりあえずちゃんと手紙はまだ読んでいないんだな、と思いその場は一安心。お別れの際は握手をして別れました。その際「今年末には結婚しているかも」的な話を聞かされて「やっぱり気持ち編は入れなければ良かった」と思いましたが後の祭りです。30過ぎたおっさんからあんな手紙をもらっても迷惑なだけだろうし会社のこともあまり好いていない人だったので「手紙を渡していても渡していなくてもこれで最後だろうな」なんて思いながら胸の中は激しい後悔と寂しさとがグヮングヮンと渦巻いておりました。でも、どこかで「これでもう会うことも無いからどうでもいいや」という投げやりな気持ちというかホッとした気持ちというものがあったのも事実。まぁそれぐらいの気持ちでいないと最後の最後に失態なんてしないですしね。そんな感じで残務を終わらせ帰宅。帰宅途中の道ではさすがに色々な思いが渦巻いて少し涙が出てしまいましたが、給料日のはずなのに銀行に寄ったら入金されていない事実が発覚したことにより、その思いはスッと引いてしまいました。本当に会社大丈夫か??
で夕食を食べ終わり自室に戻ってくると会社の携帯にその彼女からのメールが。返事すら期待していなかったので少し意外でしたが、彼女の性格だったら送ってくるだろうなと確信犯的にも思っていた部分もありました。でも、“来るだろう”と思っていたメールではありますがいざ来ているとなると、見るのがもう怖くて・・・。小一時間は見ることができませんでしたが、意を決してメール開封。・・・・・・・。まぁ、社交辞令的内容でしたが、もう会う事もなくメールも無いだろうなという確信は持てました。とりあえずそのメールの返事は出さねばならないな、と思いこちらも社交辞令的に返信しましたが・・・。


まぁ、そんな感じのここ数週間。失恋とかでもなく単なる性質の悪い周りを巻き込んだ自爆に一人傷ついてしまった感じというのが正しいのかな?きっとどの選択肢を選んでも切ない結果だったと思うし、かといって過去には戻れないし、きっとこの方法しかなかったというか、この選択肢が未来の自分へ繋がっているんだと思い明日から生きていこうと思います。しばらくは立ち直れないと思いますが・・・。あ、この連休で髪の毛をバッサリ切りに行くかな?ごく最近1000円カットの店で切ってもらったばっかりですが、いい機会だし。
BGM:ゆず「春風」