爪割

 爪が割れてしまいました。左手の人差し指の爪が。生粋の右利き派なのでめったに左手なんて使用しないのですが、いざこういう状況になってみると改めて左手のありがたみがわかります。右利きとはいえ当然左手も使っていますしないと困るのですが、あまり「左手を使っている」という意識では使っていないのです。でもって割れてしまった部分が引っかかるじゃないですか、服とか髪の毛に。そうすると爪も痛いし、髪の毛なら髪の毛も痛いので、極力そうならないように気をつけようと思うと左手が疲れる疲れる。いかに左手を使っていなかったかが良くわかります。一時期は両利きになろうと努力した時期もありましたが、なかなか・・・ね。引っ掛けないようにだけこれから数日は気をつけて生活したいと思います。
 給料入りました。でもって借金返済にほとんど持っていかれました・・・。まぁ、借りているものは返さないといけないですから。無駄遣いをなくし早期返済を目標に生活したいと思います。で、その流れで本日の出費を発表。本日は缶コーヒー1本120円とお菓子105円の合計225円の出費でした。こういう書き方ですとイマイチ見返した際にわかりにくいと思うので、自分がパッと見てもすぐわかるような報告の仕方を模索したいと思います。とりあえずエクセルも併用しつつまとめて発表できればな〜なんて。


昨日のCD関係の続き。
 まずはBUMP OF CHICKENのアルバムから。まだ通しで2回ぐらいしか聴いていないので第一印象だけなのですが、シングル曲集におまけに新曲を入れましたという感じがしてしまいました。むしろ新曲の方が多いのですが、それ以上に以前のアルバムからの期間があり、それまでに出したシングル1作品ごとに自分の中で昇華してしまっている部分が多々あり、またそのシングル曲がどれも好きだったりするものなので、どうにもアルバム曲っていうものの印象が薄くなってしまうのです。とはいえ、彼らのアルバムはどの作品も噛めば噛むほどというか噛み続けていかないと良さが出てこないので、ちょこちょこ間隔が空かないように聴いていきたいと思います。
 続いてBank Bandのアルバム。このアルバムの曲たちはかなり思い入れのある曲が多いため語らせると恐らく莫大な量のテキストになると思うので、極力長くならないようにしたいと思います。まずは「何の変哲もないLove Song」から。オリジナルはピアノ弾き語りでしてKANさんの伸びやかなボーカルとあいまって儚げだが、芯が一本きちっと通っているような楽曲です。こちらのCDではかなりポップなアレンジがされておりKANさんの楽曲ではあるがまったく違った世界観を持った曲になっています。オリジナルが冬の高い空の下ピンと張り詰めた風ふく中、小高い丘を散歩しているイメージだとすると、こちらは春の心地いい風吹く草原に寝転がっているようなイメージ。気持ちいいアレンジには仕上がっていますが、オリジナルの印象が強いから自然に受け入れられない自分がいたりして。でも嫌いじゃないッスよ。
続いてガクエム氏の「昨日のNo, 明日のYes」。まぁ、元々ガクエム氏の楽曲が“HIP HOP”というよりも“HIP POP”だと思っている人間なので自然に受け入れられました。ポップ寄りにアレンジすることにより桜井氏の声でも違和感がないんですよね。でもやっぱりガク氏のリズム感と比べると野暮ったく聴こえてしまうというか重いというか・・・。声質というところもあるんでしょうけど。あとはあえて入れなかったと思うのですが、スクラッチ音とかがないのでHIP HOPのリズム感を出すには生音オンリーではちょっと重くなってしまったのかな〜なんて思ったりもしました。
続いて「歌うたいのバラッド」。斉藤和義氏の曲であります。確かこの曲をきっかけに自分は斉藤氏の曲を聴くようになったような気がします。あ、「Hey! MrAngryman」だったかも。まぁ、どっちにしても同じアルバムに入っている曲なので大差はないかな。この曲を聴いて当時は痛く感銘を受けたというか、しみじみと「いい曲だな〜」と思ったものです。1997年発売のアルバム収録曲ですって。もちろん今だってちょっとしんみりしたいというか恋愛感情がフツフツと湧き上がってくるとたまに聴いたりします。ここらへんのスローテンポの曲は桜井氏の本領発揮です。原曲の世界観を壊すことなく歌い上げています。逆にこの世界観を壊してこの曲を表現する方が難しいと思います。一つ注文するなら最後がちょっとクドイ感じがしました。こういう歌い上げ方がこのアルバムには多いので少し食傷気味になってしまいます。
次は「evergreen」。MY LITTLE LOVER好きと言うと失礼にあたるほどあまり知識はありませんが、1stアルバムは買いましたよ。その最後の曲のこのドラマチックな曲は大好きでした。この曲は男性ボーカルでも女性ボーカルでも変わらず気持ちがいいです。音楽や音を聴いて気持ちいいというのは何は無くても大事な要素なのではないでしょうか。
他にも「スローバラード」とか「イロトリドリノセカイ」なども語りたかったのですが、割愛。
音楽って好き嫌いとか当然あると思うし、何が良曲で駄曲かなんてそりゃ専門家に言わせればそれなりの答えが出ると思うのですよ。でも音楽ってそういうものではないんですよね。それを聴く人それぞれがその曲に意味づけをしたら、その曲はその人の一部になるのです。今回この「沿志奏逢2」にはそんな自分の体の一部になっている曲がかなり入っていて、どんなアレンジがされていようとやっぱりその曲が好きだし、「ん?!」と思う曲でも許せてしまうのです。改めて自分は素晴らしい楽曲にめぐり合えて、そしていろいろと支えてもらえているんだな〜なんて思ったりしました。やっぱり音楽との縁は切っても切れないと思いました。音楽の素晴らしさというか音楽のもつ力を再認識させてもらえたアルバムでした。