おせん 最終回

 初の2話またぎの後編でした。ドラマとはいえ自分的にはちょっと怖いと感じてしまう内容でした。大根も知らない、食べたことが無いとか多少大げさに演出しているのでしょうが、実際問題最近の小さい子なら可能性はあるよな〜とも思ったりしました。そんな子が大人になって食べ物を扱う職業についたりしたらそれはかなりの恐怖なのかもしれません。食材云々よりも添加物オンパレードになりそうな予感・・・。それにしても話しの中で、なんにでもケチャップをかけているシーンがありましたが、マヨネーズではなくケチャップにしたあたりは何かへの抵抗だったのかな?それとも最近はマヨネーズよりもケチャップの方が流行っているのか?どうでもいい話ですね。
 最後結局は一升庵はどうなったかは疑問ですが(恐らく潰れなかったと思うのですが)ああいう終わり方で正解のような気がします。最後の最後まで「おせん」(テレビ版)の世界を守ってくれたな、と。最後で「時代の流れ」というこのドラマの主題に決着をつけてくれたことも良かったと思います。あのおせんと大女将のシーンは名シーンでした。さすが蒼井優だな、と。最後あたりちょっと顔つきがふっくらしてしまっていて、初めの方の飄々としたおせんのイメージとは少し離れてしまいましたが、それはそれでありかと。
 ということでラストフレンズに続きおせんも終了。今回のクールのドラマは積極的に見ようと思ってみていたつもりですが、最終的にかなり絞られてしまいました。次のクールも今回みたいに「見たいな〜」と思うものがいっぱいあるといいな〜と思います。あ、ただCHANGEみたいに一月ぐらいずらしてからのスタートとかは止めて欲しいな。個人的にはキャスティングでそのドラマを見るか見ないかを決める人なので、そこらへんにまずは注目したいと思います。